今回は、冷凍梅を使った梅シロップの作り方をご紹介します。
梅を冷凍すると細胞が壊れてエキスが出やすくなるため、生梅よりも早くシロップが完成します!
仕込み期間が短くなれば、発酵のリスクも抑えやすくなるので、初めて梅シロップを作る方にもおすすめです♪
また、冷凍梅なら自分のタイミングで好きな時に漬けれるのも、大きな魅力です。
「できるだけ早く飲みたい」
「失敗せずに梅シロップを作りたい」
「好きな時に仕込みたい」
そんな方は、ぜひ参考になさってください。
■レシピ動画はこちら
材料

- 冷凍梅…1㎏
- 氷砂糖…1㎏
- リンゴ酢(または酢)…100~200㎖
※リンゴ酢は発酵を抑えるために加えています。量はお好みで調整してください。
冷凍梅がない場合は?簡単な冷凍方法

- 青梅を洗って水気を拭き取り、ヘタを取ります。
- 保存袋に入れて空気を抜き、そのまま冷凍庫へ入れます。
- 1日以上凍らすとOKです。
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事や動画をご覧ください。
動画版:https://youtu.be/SGvMUYQv4wM
冷凍梅シロップの作り方
①冷凍梅の霜を軽く落とす

冷凍した梅を袋から出し、表面についた霜を軽く払い落とします。

細かな霜は取り切れなくても大丈夫です。
私もこれまで多少霜がついたまま仕込んでいますが、カビや発酵の原因になったことはありません。
無理にきれいに取ろうとせず、払える程度で十分です。
②凍ったまま瓶に入れる

梅は解凍せず、凍ったまま保存瓶へ入れます。

梅と氷砂糖を交互に重ね、最後は氷砂糖でフタをするように入れます。
梅→氷砂糖→梅→氷砂糖
この順番で重ねると、梅全体にシロップが回りやすくなります。
③リンゴ酢を加える

最後にリンゴ酢を全体へ回しかけます。
リンゴ酢を加えることで発酵しにくく、さっぱりとした後味にも仕上がります。
④冷暗所で保存する

フタを閉めます。
仕込み直後は、凍った梅が溶けることで瓶の外側に水滴が付きます。
水滴で周りが濡れてしまうことがあるので、下に布巾やトレーを敷いておくと安心です。

水滴が出なくなったら、直射日光の当たらない冷暗所で保存してください。
⑤1日1回瓶をまわす

1日1回を目安に瓶をゆっくり回し、シロップを全体に行き渡らせます。

数日すると、氷砂糖が下へ沈み、梅が上に浮いてくることがあります。
梅が液面から出たままだと、傷みや発酵の原因になることがあるため、瓶を回して梅全体がシロップに浸かるようにしましょう。
⑥氷砂糖が溶けたら完成

氷砂糖がすべて溶けたら完成です。
冷凍梅はエキスが出やすいため、生梅より短期間で仕上がるのが特徴です。
気温にもよりますが、7~14日ほどで完成します。
私は完成したら梅の実を取り出し、シロップだけを冷蔵庫で保存しています。取り出した梅の実は、甘露煮などに活用できるので、ぜひ捨てずにお楽しみください。
完成後は早めに冷蔵保存を
実は私は以前、完成したからと安心して、梅の実を取り出さず、そのまま常温に置いていたことがあります。
すると、数日後に発酵してしまい、アルコール臭が強く飲むのを断念してしまいました。
ちなみに、このときは完熟梅のシロップでリンゴ酢を少なめに入れていました。
発酵した原因ははっきり分かりませんが、完熟梅を使ったことや、酢の量が少なかったことも一因だったのかもしれません。
せっかく順調に仕上がっても、その後の管理次第では発酵が進み、風味が変わることがあります。
氷砂糖がすべて溶けたら、なるべく早めに冷蔵庫で保存するのがおすすめです。
美味しく作るポイント

梅は解凍せず、凍ったまま使う
冷凍した梅は、解凍せずそのまま使うのがおすすめです。
凍ったまま仕込むことで、冷凍によって壊れた梅の細胞からエキスが出やすくなり、短期間でシロップが完成します。
毎日1回瓶を回す
梅が液面から出たままになると、発酵やカビの原因になることがあります。
1日1回瓶をやさしく回し、梅全体がシロップに浸かるようにしましょう。
保存瓶はしっかり消毒する
保存瓶は、アルコール消毒などをして使うと安心です。
瓶だけでなくフタも清潔にしておくと、カビなどの発生を防ぎやすくなります。
リンゴ酢を加えると安心
リンゴ酢は必須ではありませんが、発酵を抑える目的で加えています。
ほどよい酸味が加わり、さっぱりした味わいになるのもお気に入りです。
冷凍梅は解凍してから使う?

冷凍した梅は、解凍せずそのまま瓶へ入れます。
私は、解凍すると溶けるときに果汁やエキスが出てしまう気がするので、いつも凍ったまま漬けています。
いつもこの方法で作っていますが、問題なく美味しい梅シロップができています。
冷凍梅で作ると味は落ちる?

「冷凍すると風味が落ちるって本当?」
気になりますよね。
ネット上では、「生梅で作った方が香りが良い」「冷凍すると風味が少し落ちる」という意見も見られます。
一方で、冷凍すると梅のエキスが出やすくなるため、短期間でシロップが完成するというメリットもあります。
私自身も、生梅で作った年と冷凍梅で作った年がありますが、味の違いを感じたことはありません。
もちろん違いはあるのかもしれませんが、同時に飲み比べてみないと分からないくらいの、ほんのわずかな差なのかもしれません。
どちらも梅の風味がしっかり感じられ、とても美味しくいただいています。
もちろん感じ方には個人差がありますが、私にとっては風味よりも、「好きなタイミングで仕込める」「発酵しにくい」といった冷凍梅のメリットの方が大きいと感じています。
冷凍梅シロップの保存方法
梅シロップが完成したら、梅の実を取り出し、シロップだけを清潔な保存容器へ移します。
一般的には、冷蔵で約1か月を目安に飲み切ると紹介されていることが多いようです。
わが家では、7月ごろに完成した梅シロップを、夏の間に飲み切るようにしています。
(※飲む前には、異臭やカビなど異常がないか確認し、傷みが疑われる場合は飲まずに処分してください)
冷凍梅で作った梅シロップを飲んだ感想

青梅ならではの、爽やかな良い香りがします。
味はというと、梅の風味がぎゅっと詰まったような、しっかりとした味わいです。
炭酸水で割ると、シュワシュワと爽快なのどごしになり、暑い日の一杯にぴったりです。
「できるだけ失敗せずに梅シロップを楽しみたい」
という方は、ぜひ冷凍梅でシロップを作ってみてください。
この記事が、梅仕事を気軽に楽しむきっかけになれば嬉しいです♪
■レシピ動画はこちら
動画では、実際の手順やシロップが完成する様子をご紹介しています。
「文字だけでは分かりにくい」「作る流れを見ながら挑戦したい」という方は、ぜひご覧ください。
シロップづくり動画版はこちら(https://youtu.be/ZXFrk8LSdwc)