【いちじくジャムの作り方】果肉ごろごろ!砂糖40%で作る簡単レシピ

いちじくがたくさん手に入ったら、ぜひ作ってみてほしいのが「いちじくジャム」です。

家族にリクエストされて作ってみたところ、果肉がごろごろと残った、とても美味しいジャムに仕上がりました。

いちじくならではのやさしい甘みがとても美味しく、ピンクオレンジ色の見た目も、かわいらしくてきれいです。

いちじくは傷みやすい果物ですが、ジャムにすると少しずつ長く楽しめるのでおすすめです。

今回は、いちじくの果肉に対して砂糖を40%使用した、果肉ごろごろのぽってりとした「いちじくジャムの作り方」をご紹介します。

■作り方は、動画でもご紹介しています

いちじくジャムの材料

  • いちじくの果肉…400g
  • 砂糖…160g
  • レモンの果汁…大さじ3(レモン約1個分)

今回は、いちじくの果肉に対して40%(4割)の砂糖を使用しています。

砂糖の量は、いちじくの甘さやお好みに合わせて調整してください。

目安としては、果肉の重量に対して30~50%程度です。


※砂糖を少なくすると、いちじく本来の味を楽しみやすくなりますが、保存性は低くなります。

砂糖を控えめに作る場合は、冷蔵庫で保存し、早めに食べきるようにしてください。

いちじくジャムの作り方

①いちじくを洗って皮をむく

いちじくをやさしく水洗いし、水けをふきます。

ヘタの部分を切り落とし、皮をむきます。

いちじくの皮は食べられるため、皮をむかずに使用しても構いません。

皮ごと使うと色が濃くなりやすく、皮をむくとなめらかでやさしい色合いに仕上がります。

②いちじくを切る

皮をむいたいちじくを、1cm角程度に切ります。

果肉感のあるジャムにしたい場合は、少し大きめに切るのがおすすめです。

③果肉の重さを量る

切ったいちじくの果肉を量ります。

今回は果肉が400gだったため、その40%にあたる160gの砂糖を使用しました。

砂糖の量は、次の計算で求められます。

いちじくの果肉の重さ×0.4=砂糖の量

例:果肉400g×0.4=砂糖160g

④砂糖を加えてなじませる

鍋にいちじくを入れ、用意した砂糖の半量を加えて全体になじませます。

そのまま少し時間を置くと、いちじくから水分が出て、加熱したときに焦げつきにくくなります。

時間がない場合は、砂糖をなじませたあと、すぐに煮始めても構いません。

⑤中火で煮る

鍋を中火にかけ、焦げつかないように、ときどき木べらなどで混ぜながら煮ます。

いちじくから水分が出てきたら、果肉を軽くつぶしながら煮ていきます。

加熱時間の目安は、全体で20~25分程度です。

いちじくや砂糖の量、鍋の大きさ、火加減によって煮詰まる時間は変わります。

時間だけで判断せず、ジャムの状態を見ながら調整してください。

⑥アクを取り除く

似ている途中で表面にアクが出てきたら、取り除きます。

きれいにとることで、美しいにごりのないジャムに仕上がります。

⑦残りの砂糖を加える

水分が少なくなり、果肉がやわらかくなってきたら、残しておいた砂糖を加えます。

鍋底が焦げつかないように混ぜながら煮てください。

今回は、最初に半量の砂糖をなじませ、残りを煮ている途中で加えました。

最初に砂糖をなじませることで、いちじくから水分が出て、焦げつきにくくなります。

なお、砂糖は最初に全量を加えて作ることもできます。

⑧レモン果汁を加える

あくが少なくなってきたら、レモン果汁大さじ3を加えます。

レモン果汁を加えたあと、弱めの中火で7分ほど煮ます。

いちじくは酸が少なくとろみがつきにくいので、レモン果汁を加えてとろみを出します。 

⑨とろみがついたら火を止める

木べらで鍋底をなぞったときに、一瞬筋が残るくらいまで煮詰まったら、火を止めます。

ジャムは冷めると固くなるので、ゆるく感じる程度で火を止めて大丈夫です。

煮詰めすぎると、冷めたときに固くなるので注意してください。

■とろみ加減を詳しく知りたい方は、動画でご確認ください

https://youtu.be/LjztLPvQQ0E

⑩清潔な瓶に詰める

煮沸消毒した瓶に、熱いうちにジャムを詰めます。

瓶の口やふちにジャムが付いた場合は、清潔なキッチンペーパーなどで拭き取ってから、フタを閉めます。

粗熱が取れたら、冷蔵庫で保存してください。

簡易的な脱気方法(密閉性を高める)

少しでも密閉性を高めたい場合は、熱いジャムを瓶に詰めてふたを閉めたあと、瓶を短時間逆さにする方法もあります。

これは、熱いジャムをふたの内側まで行き渡らせ、密閉を助ける簡易的な脱気方法です。

短時間逆さにしたら瓶を元に戻して冷まし、冷めたあとは冷蔵庫で保存してください。

ただし、長期保存を保証する方法ではありません。開封後は、早めに食べきりましょう。

いちじくジャムを美味しく作るポイント

果肉をつぶしすぎない

いちじくの果肉感を楽しみたい場合は、つぶしすぎないようにします。

木べらで軽くつぶす程度にすると、果肉がごろごろと残ったジャムに仕上がります。

なめらかなジャムがお好みの場合は、果肉を細かく切り、煮ながらしっかりつぶしてください。

砂糖の量は果肉の重さに合わせる

いちじくは、一つひとつ大きさが異なります。

個数ではなく、皮やヘタを取り除いたあとの果肉の重さを量ってから、砂糖の量を決めると失敗しにくくなります。

甘さを控えめにしたい場合は果肉の30%程度、甘く仕上げたい場合は40~50%程度が目安です。

煮詰めすぎない

煮ている途中のジャムは、火を止めるタイミングになっても、少し水っぽく見えることがあります。

普段食べているジャムの固さまで煮詰めると、冷めたあとにグミのように固くなってしまうことがあります。

ジャムは冷めるととろみが強くなるため、少しゆるい状態で火を止めるのがポイントです。

鍋底をこまめに混ぜる

水分が少なくなってくると、鍋底が焦げつきやすくなります。

特に砂糖を加えたあとは、鍋底からしっかり混ぜながら煮てください。

手作りジャムの保存方法

手作りのいちじくジャムは長期保存を前提とせず、安全のため冷蔵庫で保存してください。

今回のように砂糖を40%使用したジャムは、冷蔵保存で2~3週間程度が一般的な目安です。

一度開封したあとは、乾いた清潔なスプーンを使い、できるだけ早めに食べきりましょう。

すぐに食べきれない場合は、冷凍可能な瓶や保存容器に小分けして、冷凍保存すると便利です。

冷凍すると中身が膨張するため、容器いっぱいまで入れず、少し余裕を残しておきます。

保存期間は、砂糖の量や瓶の消毒状態、保存環境によって変わります。カビや異臭、発泡など、見た目や香りに異変を感じた場合は、食べずに処分してください。

いちじくジャムについてのよくある質問

いちじくの皮はむかなくても大丈夫ですか?

いちじくの皮は食べられるため、むかずにジャムにしても大丈夫です。

皮ごと使うと色が濃くなり、いちじくの風味も残りやすくなります。

皮の口当たりが気になる方や、なめらかなジャムに仕上げたい方は、皮をむいてから使用してください。

いちじくジャムが固まらないのはなぜですか?

レモン果汁を加えていても、煮詰める時間が短く、水分が多く残っていると、とろみが弱くなることがあります。

いちじくジャムは、ゼリーのように固まるというより、ぽってりとした状態に仕上がれば大丈夫です。

完全に冷めても水っぽい場合は、鍋に戻し、焦げつかないように混ぜながら短時間ずつ煮詰めて、固さを調整してください。

煮詰めすぎると冷めたあとに固くなるため、少しゆるい程度で火を止めるのがポイントです。

いちじくジャムが固くなりすぎた場合はどうすればいいですか?

ジャムを鍋に戻し、少量の水を加えて、弱火で温めながら固さを調整できます。

水は一度にたくさん加えず、小さじ1ずつ加え、その都度よく混ぜながら様子を見てください。

私は水を加えず、食べる分だけ耐熱容器に移して、電子レンジで少し温めてからいただきました。

温めるとジャムがやわらかくなり、パンにも塗りやすくなります。

砂糖を少なくしても作れますか?

砂糖を少なくしても作れます。

砂糖を控えると、甘さがやわらぎ、いちじく本来の風味や自然な甘みを感じやすくなるのがメリットです。

ただし、砂糖を減らすと保存性が低くなり、とろみもつきにくくなることがあります。

砂糖控えめで作った場合は、必ず冷蔵庫で保存し、早めに食べきってください。すぐに食べきれない場合は、小分けにして冷凍保存すると安心です。

実際に作ってみた感想

市販のジャムに比べて、果肉がごろごろと残った、とても美味しいいちじくジャムに仕上がりました。

いちじくの風味がしっかり感じられ、手作りならではの贅沢な味わいです。

子どものころは、いちじくをおやつ代わりによく食べていました。

大人になってからは食べる機会が少なくなっていましたが、久しぶりにジャムにしてみると、「いちじくって、こんなに美味しかったんだ」と驚きました。

リクエストしてくれた80代の家族にも喜んでもらえて、作ってよかったです。

傷みやすいいちじくも、ジャムにすれば、パンやヨーグルトに添えて少しずつ楽しめます。

いちじくがたくさん手に入ったときは、ぜひ手作りのいちじくジャムを作ってみてくださいね。

レシピ動画はこちら(https://youtu.be/LjztLPvQQ0E)

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