干し柿の作り方と保存方法/熱湯でカビ予防

干し柿の作り方

この記事では、渋柿を使った干し柿(吊るし柿)の作り方をご紹介します。
渋柿は干すと甘さがぎゅっと凝縮され、美味しいドライフルーツに。
保存すれば長く楽しむことができます。

■レシピ動画はこちら

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材料

  • 渋柿
  • ひも

    ※ここでは西条柿を使用。

干し柿の作り方

水洗い

渋柿は水で洗い、汚れをとる。
収獲したての柿はヘタの周りに虫がいたりするので、要チェック。

ヘタの端をのぞく

ヘタのひらひらした部分は取り除く。
乾燥したときに、パリパリしたヘタが口に入って食べにくい。

皮をむく

縦長の渋柿は、縦方向に剥くと楽。
包丁のかわりにピーラーでもOK

枝はT字に

ヘタ先の枝はT字に切っておく。
T字にすることで、ひもに付けやすく、外れにくい。

ひもに付ける

<干し柿用のひも>

干し柿用のひもは、ねじりを緩めて間にT字の枝を通す。

端に付けた柿は、ひものねじりが緩み落ちることがある。ひもの先を結んで玉止めしておくと良い。
(※干し柿用のひもは、ホームセンターで購入)

柿同士が接触しないよう、間隔をあける。

寄せるとこんな感じになる。

<ビニールひもの場合>

輪にして、両端に柿をひっかける。

ひっかけるだけだとすぐ外れてしまうので、ぐるぐると何回か巻き付ける。

巻き付けただけなので、取り外しも楽ちん。

もしくは、1本のひもの両端に結び付ける。絶対落ちないよう固定したいときにおススメ。

熱湯消毒でカビ予防

熱湯に、5秒~10秒つけ消毒。
熱湯に浸けることで、表面についた菌を死滅させ、カビ予防に。

熱湯消毒した後は、柿を素手で触らないよう注意。

【カビ予防についての補足】
湿気が多いとカビのリスクは高まる。
以下の点に注意すると失敗しにくい。

  • 晴れの日に作業する(表面を早く乾かすことが大事)
  • 干してから数日間、雨が降らない日がいい(干してすぐはカビやすい)
  • 雨が続く日や、濡れそうなときは室内に入れ避難(ときおり風をあて通気性よくする)

それでも心配なときは、ホワイトリカーや焼酎などをスプレーしても良いかも。

渋柿を干す(吊るす)

風通しがよく、雨の当たらない軒下などに干す。
前項で記していますが、最初の数日は特にカビやすい。週間天気予報をみて、作業する日を決めるとよい。

特に初日は「太陽にあてカラっと乾かす」のがポイント!

1週間後、もむ

1週間過ぎて、表面が乾燥したら、優しくもむ。
もむことで、渋みが早く抜け短い期間で完成する。
強く押すと実が出てくるので注意。

数日後にまたもむ。
今度は、親指と中指でゆっくり押しながら、しっかりめに。
※表面が乾燥したら、毎日もんでも良い。

10日後の様子

ということで、10日後の様子はこちら。
かなりやわらかい感触です。

中は半熟状態。
とても甘くて美味しいけれど、まだ部分的に渋みが残る印象。

小さな柿は良い感じに仕上がっていましたが、大きい柿はもう少し干すことにします。
※柿の大きさ、干したときの熟れ加減で「進行具合」は変わる。

2週間後の様子

色が少し濃くなりました。ぷにっとした感触です。

大きい柿も渋みは取れています。
甘くてとても美味しい。
ぷっくり柔らかい半生が好きなので、今回は2週間で完成とします!

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干し柿を干す(吊るす)期間

干す(吊るす)期間は、2週間~1か月が目安です。
ただし、小さな柿や家干しした場合、2週間より早く完成することもありますよ。


柿の大きさ、熟れ具合、もみ加減、干す場所でも変わるから、様子をみて調整してください。

渋みが抜け、好きな固さになったらできあがりです。

保存

干しっぱなしだと固くなり黒ずんでしまいます。
見た目の美しさ、美味しさをキープするためには、冷蔵・冷凍保存するのがおススメです。

干し柿の冷蔵保存

早めに食べきるなら、保存容器や袋に入れ冷蔵庫で保存。
干し柿の水分量が多いほど日持ちしないから、2週間~1か月を目安に食べきるとよさそうです。

ちなみに写真の容器は密閉できない(フタが緩い)保存瓶だったので、2週間経つと黒ずみ少し硬くなっていました。

柔らかさをキープしたい時は、密閉できる容器・袋に入れるのがおススメです。

干し柿を冷凍保存

長持ちさせたいときは冷凍保存をします。
ひとつずつラップに包んで、保存袋に入れ冷凍庫へ。
食べるときは、冷凍庫から出してゆっくり自然解凍するか、手っ取り早く手でもんでもOK
カチコチに凍ってないから、すぐ食べることができます。

<冷凍・保存期間について>
きちんと密閉できていたら、1年くらい大丈夫。
ネット情報では「冷凍すると半年までなら美味しい」とありますが、1年冷凍した干し柿を食べてみたところ、変わらず美味しかったです。

感想

食べるのはもちろん、干した柿を毎日観察するのは、待ち遠しくとても楽しい時間になります。
甘い秋の味覚。お茶うけにぜひ作ってみてください。

レシピ動画はこちら(https://youtu.be/ZhV1bopYYiw

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